日本人の皆さんこんにちは、
なんだか久しぶりに記事を書くよ。最近はなんだか腰が重くてね。
そうだ転職しよう
僕はここモントリオールでの仕事は web 屋さん。現在は会社勤めのしがない web integrator。会社行ってカタカタするのが仕事です。
人に自分の仕事を説明するとき、「web インテグレーター」と言われてもピンとこない人が多いので、最近は「ディベロッパーってやつです。」とか「エンジニアですぅー。」とか、それでもピンとこない人にはもう「プログラマーなんです。」とかしれっと言っちゃってる。ここまで言えば IT にうとい人でも「あぁなるほどねー」って理解してくれるのでそれでいいやと思ってる。(JavaScript や PHP を書いてる点を見れば、あながち間違いでもあるまい。)
僕が現在務める会社は、カナダ最大手アパレルであるレイ ◯◯◯◯ っていう服屋さん。服屋って言っても店舗で服を売っているわけではなく、本社でオンラインショッピング部門の一兵士としてカタカタやってる。ちなみに服の知識は全くない。てか要らない。
ここに勤めてもう 2 年、あの面接からもうそんなに経ったのだ。(過去記事:面接行ってきた2)
先月、2 週間の有給もしっかり消化したのでもう思い残すこともないし、今後はもっと JavaScript 書きたいし、給料に満足できなくなってきたし、うちの部門もなんだかマーケティングとの連携ガタガタで「え?」って思うオペレーションが多くて辛くなってきたので「こりゃあ船が沈む前に脱出だ!」と思って職探し開始。それが 3 週間前。
転職活動
メール作戦
2 年前に使った履歴書とカバーレターをちょちょっと書き直しメールに添付して送信。原則その繰り返し。相手が気に入れば翌日にでも電話が来る。これがカナダの就職活動。
メール作戦の結果はというと、最初の週で 1 回、次の週に 2 回と、3 社の面接を受けることができた。面接は大抵平日に行われるが、うちの会社は金曜日が午前中で終わるので助かった。
採用
先週、勤務中に第二希望だった会社からあっさり採用の電話。「ほんとですか、やったー」なんて言いつつ、速攻で未だ結果待ちだった第一希望の会社にどうなってんのか問い合わせてみる。音沙汰ないんだもの。(ここカナダでは、連絡なし=不採用。不採用通知という文化はないの承知なのだが…。)
そしたら「うーん、こんなこと言うのは嫌なんだけど、君はその会社のオファーを受けるべきじゃないかな。」と正直に言われた。そうですか。
じゃあってことで採用をくれた会社に行こうと決める。インターナショナルな Digital agency だし、うん悪くない。
辞職の申し出
採用を貰ったはいいが、今度はうちの会社に辞める旨を伝えねばならない。
正式に採用通知をもらった翌日、自分のデスクに着くなり僕はボスとのチャットボックスを開いてこう叩いた。「お話があります。」
そっからはもう雪崩式。ボスは最近の不審なアクティビティからこの手の話であることを薄々予感していたようで、切り出した途端大きくため息をつく。最悪にも僕が希望する同じ日に、同僚の一人も去ることになっていたから。
年棒どれくらいか聞かれたので正直に答える。「…じゃあ俺は ◯◯ 出す。どうだ。」と目の前に札束を積まれるような気持ちに。予想もしなかった攻勢だ。
正直言うとちょっとそそられたけど、まぁそんな額を会社が許すかどうかどうかは別の話だし…そもそも仕事内容がエキサイティングじゃないからと丁重に断る。
辞めるのは止められないと分かった後、争点になったのは退職のタイミングだ。先ほど言った通り同僚の一人がもうすでに辞める予定であり、そこに続いて同じ日にもう一人去るっていうんだから。
それに加え、僕が会社側に与えた猶予は 1 週間。一般的には 2 週間の猶予を持って通告するものなんだけど、今回こっちにも事情がある。
罪悪感を感じないのかと言えば嘘になるが、過去に同僚の一人がたった 5 分の猶予で首になった光景を思い出せば気持ちもいくらか和らぐというのも事実だ。うん。僕は少なくとも 5 分以上は与えた。職業選択の自由がある以上、去っていこうとする人間を止める術はないのだ。
新体制
新しい会社でやることは現在やっていることと基本同じようなものだが、顧客と会う機会もあるということもありスーツを着ることになる。
今まで毎日ジーンズで仕事してたので最初聞いたときちょっと引いたけど、まぁスーツ着る仕事も一回くらいやっとくべきだなと思うことにした。
年棒も 100 万上がった。
社員証が無効になる前にスーツ 2 着を大人買いして来たる新体制に備えた。(今の会社は服屋さんだけあり、社員証を提示すればグループ店舗内のもの全て半額で購入できる。)
まぁこれからどうなるかわかんないけど、首になんないよう頑張るわ。
最後まで読んでくれてありがとございます。
したっけ。