日本の皆さんこんばんは。 昨日(なぜカナダの運送会社はこうもひどいのか)の続きです。最終的になんとか形になったので今回で締めくくろうと思うよ。 katakatakatakata...
一応これまでの経緯を3行で。
- ネットで注文した椅子が届く->家を空けていたため受け取れず。
- 運送会社と再配達の調整を試みる->システム上の制約でできず。
- 残り2回の受け取り失敗すれば荷物は販売元のアメリカに返還。
6 月 24 日(水)
本日は、ケベック州の祝日であるため僕の会社は休みだ。さすがに今日は一日中家に残れるぞ。荷物今日来ないかな。
UPS(配達を担当する運送会社)の web サイトで荷物の現在地に変更がないかどうかチェックしてみる。彼らの web サイトでは現在のところ再配達時間の指定はできないのだが、荷物の現在地くらいは表示できる。
お、更新されてる。
なんと本日朝に僕の荷物をトラックに積みこんだと表示されている。そんで配達日は、今日だ。
今日来る。今日は祝日だ。UPS って週末と祝日働かないんじゃなかったっけ?
嬉しいけどなんか不安なのでカスタマーサービスに電話してみる。
オペレーター「システムによると Kyoshin さんの荷物はトラックに積み込まれてますね。今日配達されますよ。」
Kyoshin「やった!何時ごろになるか分かります?」
オペレーター「ちょっと時間についてはなんとも言えませんねぇ…。まぁ遅くなるかもしれませんけど今日来ますよ。誰か家に残しておいてください。」
Kyoshin「僕が居るよ。一日中待ってる。サンキュ。」
web サイトでも本日って表示されてるし、カスタマーサービスもそう言ってる。今日来るんだ。
嬉しいので彼女の前で小躍りする。彼女も嬉しそうだ。天気も良いし玄関前で待とう。
椅子とビールを持って外で待つことに。
夕方 5 時 - 今日は天気いいなぁ。まだ暑いや。
夕方 6 時 - そろそろ来るかな…。
夜 7 時 - 遅いなー。彼らの業務時間過ぎてるんだけどなー。きっと今日は残業するんだよ。悪いなぁ。
夜 8 時 - web 見てもまだ配達中って表示されてる。ちょっと心配だけど大丈夫さ。
夜 10 時 - 彼女「もう来ないよ。諦めて家に入ろう。今日は残念だったね…。」
もうやだこの国。
6 月 25 日(木)
祝日も一瞬で終わり今日は普通の平日。朝起きて早速荷物の現在位置を web でチェックする。
荷物は集積所に戻っていて、なぜか配達日が本日に更新されている。今日来るのか。
6 月 25 日の今日来るって書いていある。
荷物は今日届く。なんか感じる。なぜなら今日は平日だ。いくら UPS でも平日ならさすがに働くだろう。
ただ、僕も彼女も今日は仕事がある。平日だから。
彼女は本日午後からのシフトなので、午前中いっぱいなら家に残れるとのこと。助かる。 ただ、これだと前回のように午後に配達されたら終わりだ。
(ちなみにいくら電話をしようと懇願のメールを何通送ろうとも、UPS は時間指定については一切受け付けない。)
決めた。
午後は僕が残る。
彼女「会社は?」
Kyoshin「休む。午後だけ。」
早速会社についてボスに説明する。
椅子を注文したこと。その椅子が重すぎて(32kg)車を持たない僕にとって集積所から自分で運ぶのは無理であること、時間指定配達など不可能なことを説明した。本日届くことも。
Kyoshin「…という訳で午後帰っていい?」
ボス「うむ。これは大事なことだ。帰りなさい。その代わり午前中は頑張ってもらうぞ :) 」
やたっ。
玄関前でポテチを食いながら待つこと 2 時間。
ドライバーと 2 人でトラックから出して運んだよ。重かった。
ようやく届いた。ハッピーエンドだ。やれやれ。
最後に
最終的に荷物を無事手にすることができたんだけど、結局、運送会社は柔軟性全く無いし来るって言って来ないしでカナダのサービスは日本じゃ考えられないくらい無茶苦茶だ。 しかしながら、ここカナダは社会全体が貧弱なカスタマーサービスをカバーできるようある程度柔軟になってるのだ。じゃないと誰も荷物受け取れないもん。
しかし「amazon で買った物が届くんで今日休みます。」が通る会社も凄い。明日からもっと頑張ろうと思ったよ。
ここまで読んでくれてありがとう。
したっけ。