宇宙はビッグバンによって始まり、それ以前は「無」だったというのが現在の定説となっています。けれど、もしかしたら私たちの宇宙は常に存在していて始まりはなかった可能性が、新たな量子重力理論によって示されました。イギリス・リバプール大学(University of Liverpool)の研究チームは、因果集合理論(causal set theory)と呼ばれる量子重力の新しい理論を使い、宇宙の始まりについて計算したところ、宇宙に始まりはなく無限の過去に常に存在していたという結果を得ました。
これは大変なことだよ。
宇宙には始まりとかそんなもん最初っからなかったんだ!
そうだよ、大体さ、ビッグバンって胡散(うさん)臭ぇな〜って思ってたんだよずーっと。だって
ビッグバン ➡️ 宇宙の誕生
ハァァ???
まぁ百歩譲ってその「ビッグバン」が起きたってことは、それが起きるための土壌が既に存在してたってことでしょ?そこは何なのさ?全然説明できてないじゃん。絶対盛ってるだろ。そもそもビッグバンみたいなイベントが起きたって言ってる時点で、それが起きるための基盤・容器が既にあったって言ってるようなもんじゃん。
この図の赤い部分は何なの?突っ込まれて答えられる?
きっと今度はこう言うんでしょう。 「あーうんうん、そこの赤い部分については、@$#&%っていう事象が起きたため発生したんだ(以下繰り返し)」
証明できないからって絶対テキトー。もうホント嫌この星。
でもこの新しい理論
「ごめん、宇宙に始まりとか無かったっぽいわ。テヘペロ」?
って妙に腑に落ちる。ストンと落ちる。いやそうだろやっぱり。最初っからあったんだよ宇宙。
「最初」って言葉すら適切じゃないよな。そもそも最初なんてないんだから。 この最初が無いってこと自体人間が今まで経験したことない概念なんだろな。そりゃ誰にも言われなきゃ「最初」ってイベント勝手にさらっと作っちゃうよな人間だもの。
でもこれこそ人類の欠陥だよ物事には全て始まりがあるなんて思っちゃうのはさ。誰がそんなこと言ったの?ブッダ?正岡子規?違うでしょ?
2021 年、気付いちゃったね人類。ついでに僕にも教えてくれてありがとう。ありがとうインターネット。
そうだよ、始まりがない物だってあるんだよ。それが宇宙。そもそも宇宙は「物」なのか?って話になるけど、多分、物ですらないよな…。だって宇宙なんだぜ。単なるふわふわした入れ物なんだぜ。たくさんの鉄の塊がプカプカ浮かんでる単なる容器よ、宇宙って。
容器って言い方するとまた、その容器がある場所を定義しなきゃいけなくなるんで、容器って表現も適切じゃないよな…。単なるフワフワって呼べばいいすか?
そんで話は宇宙の始まりに戻るけどさ、始まりとかなくて昔っからずーーっとあったっぽいってことはこう言えるよな。
宇宙が最もデカイ単位。ヒエラルキーの最高峰。
全ての物質を包括する空間でそれを超えるサイズの物はなく、そうなると「果て」とか「端っこ」という概念も無い。こんなもんでいーすか宇宙?
そんな全ての物質におけるヒエラルキーの頂点にある宇宙さんを観測どころか、同士を送り出して生きたまま帰還させることが出来るようになるなんて人類 Good job。宇宙的にも随分と良いポジションに来たんじゃない?ここまで辿り着けなくて消えてった生命体うじゃうじゃいるよきっと。
じゃあ終わりは?
そこでさ、そもそも宇宙は既にあるのに「始まり」が無かったって言うんならさ、「終わり」もないってことだよね。考えてみてよ、始まりは無かったんだぜ。終わりってイベント起きようが無いじゃん!
ということはさ
こっからが完全に僕の仮説なんだけどさぁ…一応断っておくけど別に統合失調症を患ってるわけじゃないからまぁ安心して聞いておくれよ…一応マジなんだぜ。
いくぞ…。
ゴクリ…。
宇宙に終わりがないってことは、永遠に続くってことじゃん?
永遠に続くってことは、全てのイベント、どんなレアなイベントもいつか(ここ大事、いつかだよ。)必ず起こるってことじゃん?だって時間制限ないんだぜ?
レアなイベントっていうと、そうだな「生命の誕生」とか?
ビッグバンの名付け親でもある天文学者の Fred Hoyle さんが言うには、何もないところから自然に生命が発生する確率は 10 40,000分の 1 だってよ。
1040,000 って 10 の後に 0 が 4 万個並ぶ数字だよ。4 万個のゼロって凄いことだよ、例えばこれ見て
10,000,000,000,000,000,000
これですら 10 の後に 18 個足しただけだからね。あと 39982 個ゼロ書かなきゃいけない。Quebec3 の全ページがゼロで埋まるレベル。まぁだからこうやって書くんだな。10 40,000
そんで生命が自然に発生する確率が、1040,000 分の 1。Fred さん曰くどんくらいレアかと言うと…
廃品置き場にトルネードが通過した結果、偶然にもボーイング 747 旅客機がうまいこと組み上がる確率
起きねーーー絶対。北朝鮮の宝くじかよ。
といっても、これと同程度の確率のイベント実際起きたじゃん?生命誕生したじゃん。君いるじゃん?鼻ほじりながらブログ読んでんじゃん?
なんで起きたの?単に Ultra super extremely にラッキーだったから?いや違うよ。偶然にみえるだけで実際は必然だからだよ。
考えてみてよ。
新仮説が示唆すように宇宙には始まりなんかなくてズーーーーーーーーーーーッと昔っからあって、そんでそしたら、これからもズーーーーーーーーーーーッと永遠に存在し続ける。
そうなってくるとどんな確率のイベントでも完璧にゼロじゃ無い限り、すんごーーーーーーーーく時間かかるだけで、 100%起きるんだよ。どんなアホみたいな確率のイベントも、かならぁぁぁぁぁぁぁぁーーーず起きる。だって永遠にトライできるんだぜこの宝くじ。
そう考えるとさ、こんなにも生命が自然発生する確率は滅茶苦茶低いくせに、それでも実際に起きたっていう事実をさ、宇宙に始まりが無く終わりもないっていう前提を用いて考えると、ストンと落ちるよね。そりゃそうだってなるよ。
トルネードの後にボーイング 747 も宇宙のどっかで作られてるわ。いやまじ冗談抜きで。
考えられる全ての事が起きる。
こっからが僕が言いたい事なんだけどさ。僕らが鼻水垂らしながら考えるどんな馬鹿みたいな変態絵空事も必ーーーーーず起きる。いつかわかんないだけで。
ただ「翌朝目を覚ました瞬間、ホウキに乗って空を駆け巡る能力を偶然手に入れウッキウキ。」みたいなことはたぶん君には起きない。なぜなら君が生きられる時間には限りがあるから。起こる前に君の寿命が尽きる。
ホウキが偶然人を乗せて浮くための条件が一斉に整うためには随分と長い時間が必要だ。ただ、宇宙には時間的な制限どころか空間的な制限もないのだ。考えられる全ての環境・条件が必ずいつかどこかで発生する。僕らには観測できないだけだ。
宇宙全体を見渡せば「ホウキが人を乗せた状態で宙に浮かぶ条件が揃う」という嘘みたいなイベントは、いつかどこかで必ず起きる、もしくはもう既に起きているのだ。そしてこれからまた何度でも。それがいつ起こるのかがわからないだけだ。
100 年後か、100000 年後か、10000000000000000 年後か、100000000000000000000000000 年経ったころには一回くらい起きてるのかもしれない。
もっかい言うぜ。
僕らが想像できる、もしくは想像すらできないすーーべーーてのイベントがいつか必ず起きるんだよ。なぜなら宇宙は永ーーーーーー遠に「ある」んだから。
頭痛くなってきた。
しつこいけどなんども言うよ。宇宙は消えようがないんだよ、始まりがなかったとしたら。始まりや誕生がないのに、何故かそこにある物。これどうやって終われるの?終われないでしょ。始まりがなかったってことが事実だとしたら終わりもないってことの証明だよ。永遠にあっちゃうじゃん宇宙。そしてそれはとても自然なことのように感じるのだ。
どうひっくりかえって考えても「138 億年前、全ての物質は「ビッグバン」によって急激に膨張しそれが宇宙の始まりである。」なんかより「なんか知んないけど最初っからあったみたい宇宙。」のほうがよっぽど説得力あるように聞こえるんだけど僕だけじゃないはずだ。
そうでしょ?
ああもう「ある」って言葉も適切かどうかわかんなくなってきた。
宇宙が永遠に続くってどういうことか 3 時間くらい真剣に考えてみてよ。ずーーーーっとあんだぜ。何兆年とかそんなレベルじゃないし年数にしても多分人間の数字で数えらんない。どんなに進んだ文明でも数えらんないよきっと。呆れるよ。やだねホント。
でね、なんでこんな興奮してるのかっていうと、ずーーっと考えててある結論に達したの。さっきシャワー浴びてる時に。急に。そんでびっくりして体洗わないで出た。
今半裸でこれ書いてんの!
おかしくなってないからまだ!
ちゃんと考えた上でこれ書いてんの。
それで本題なんだけど
死んだらどうなるか多分わかった。
いや別に僕だけのことじゃなくて皆さ。全て。虫とか猫とかも含めて。
あのね…。
落ち着いてね…。
勘の良い人はここまで読んだらもう気付いちゃったかもだけど…。
君が死んだらね…。
一瞬で次の人生が始まるんだけど。何千億年か後に。
でも君にとっては一瞬だよ。だって死んでる間は君「無い」からね。
(一応断っておくけど、僕は生まれ変わりとか信じないし、死後の世界も無いと思ってるし、宗教に興味ない。これは科学的見地からの wild guess、良く言えば educated guess なのさ。機会があったらこの本読んでみて。⬇️)
厳密に言うと次に発生する君は現在の君と言えるものでもないんだけど(先ほど使った人生という言葉は適切じゃないな。)...
ここで言いたいことは、君が「自分」っていうものを再び意識する瞬間が必ず来るってことを言いたいのだ。生まれ変わりとかそういうのじゃない。今現在の君と何億年後かに発生する君は全くなーーーんの関連もない。記憶も引き継がれない。だって全くの別人・別生物だもの。
「じゃなんで君って言えるのさ?」って思ったでしょ?そうなんだよ、そこなんだよね。
そもそも何で君は君自身が「自分」だと思うようになったの?たまたまでしょ?
ある程度の知能が発達して記憶がある程度できるようになる生物は皆「自分」があるでしょう?自我ってやつよ。猫でも文鳥でもそれぞれが知覚できる範囲内での自我があるのは現在の通説なのさ。自我は我々だけのものなんて考え方は完全に人間のエゴ。コレはっきり言える。
でもなんで君が君を、僕が僕と言う自分を自覚するようになったのからは前からずーっと考えたけどまぁ不明だった。我こそはと思う人いたらコメントしてよ。
今はさ、こう思うよ。
たまたまだと。
宇宙の始まりが無いっていう上記の説に触れた後は特にそう思うよ。
なんせ宇宙は無限に昔からあったしこれからも無限にあり続けるんだから。10 40,000 分の 1 のイベントが現に起きちゃってるんだから。ランダムな塩基配列の組み合わせによって、僕を僕として自我を持つ人間が発生するというイベントが起きたっていうのも十分可能性あったんじゃない?
偶然にも旅客機ががトルネードによって組み上がる確率と同等のイベント「生命の誕生」が現に起きてんだぜ。何度も言うけど 10 40,000 分の 1 の確率だぜ。こんなゼロに等しいような確率のイベントが起こるって、どんだけ長い時間ルーレット回し続けたんだよ。
生物の存在そのものこそが、宇宙に始まりはなく終わりもないってことをある程度証してるだろ?
わかってきた?そうだよ!
宇宙に終わりはないなら、もう一度どころか何度でも君が組み上がるイベントが必ず発生する。ここで大事なのは「必ず」ってことと「すぐじゃない」ってこと。
何百兆年かのスパンを経るだろうが君にとっては一瞬だ。やったね。
ただ、だからって死ぬなよう。
次の君は高度な知能を持ったり、ましてや恵まれた環境下において発生するなんて保証は一切無いんだから。そもそも地球上にですらないだろ。
ま、無いよりマシだな!くらいに思って一生懸命生きるといい。
ここまで読んでくれてありがとう。
したっけ。
Kyoshin